【07年08月22日(水曜日) 禁煙434日目
子供の頃、サブジローは視力の良さだけは自慢だった。左右共2.0だった。高校時代もその視力を保ったまま卒業後、予備校に通い始めて急に0.6まで落ちてしまった。勉強を一生懸命すると視力が落ちるのは本当だ!
メガネを掛け始めたのも丁度その頃だ。黒板が見えないので、その頃は時々掛ける程度だった。だから目が悪いという実感はそこまでなかった。
昭和47年生まれのサブジローは今年35歳。予備校時代も15年以上昔の話になるが、最近急に視力が落ちてしまった。成長期に視力が落ちなければ、一生落ちる事はないという話を聞いたことは無いだろうか??
それは本当の話で、ごくまれにサブジローの様に30歳代になって視力が落ちる事があるらしい。…まさか、禁煙の影響ではなかろうか…??
おそらく、パソコンのやり過ぎだと思う。先週生まれて初めて眼科にいって視力を測った。左右とも0.3だった。そして…生まれて初めてコンタクトをつける決意をした。30歳台からコンタクトを始める事は、かなり失敗するケースが多いらしい。若者のような順応性が無いので、コンタクトに慣れる事ができず挫折してしまうというのだ。
『本当に、本当に、コンタクトをつける決意はあるのですね??』
看護婦さんから何度も念を押された。それでもサブジローの決意は変わらなかった。そして生まれて初めて付けるコンタクトは、そこまで違和感はなかった。それより、久しぶりに体験する視力2.0の世界に感動した!
今コンタクトを付け始めて1週間くらいになるが、まだ付ける時が大変だ。何度も失敗しながら30分くらいかかる。それでも視力2.0の世界は素晴らしすぎて、何とか頑張っている。
視力は悪い状態と良い状態がはっきり分かる。コンタクトを付けない状態が悪い状態で、付けた時が良い状態だ。コンタクトを付けた瞬間に若い体・・・つまり良い状態に戻れる。
それでは聴力はどうだろうか??15年前と変わらず聞こえている確信は持てないはずだ。なぜなら視力のように、良い状態と悪い状態を簡単に比べる事ができないから…。
体力は歳をとると気付かないうちに衰えてくる。そして…タバコを吸って衰えた肺の能力も、良い状態と悪い状態を、視力程感じる事は絶対できない。
禁煙して今日で434日目。どの程度肺の能力が改善されたのか、コンタクトで感じた2.0の世界程感じる事はできない…。
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